2018年10月7日

メラニア・トランプ夫人のエジプト訪問

2018年10月6日、メラニア・トランプ米国大統領夫人が、ファーストレディーとして初の単独外遊の締め括りとしてエジプトのカイロを訪問しました。
エジプトの前にはガーナ、マラウイ、ケニアを訪問しました。


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インティサール・エル=スィースィー(انتصار السيسي)エジプト大統領夫人が空港で出迎えました。同夫人のメディア露出はそれほど多くないので、なかなか珍しい機会となりました。


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ところで10月6日は、1973年に第四次中東戦争がエジプト軍とシリア軍のイスラエル軍奇襲によって始まった日です。エジプトではこの日は「戦勝記念日」として祝日になっており、毎年大規模な記念式典が執り行われています。

スィースィー大統領にとっては、メラニア夫人訪問が重なり忙しい一日となったことでしょう。インティサール夫人がメラニア夫人を大統領宮殿まで連れてきて、面会が実現しました。


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エジプト観光の定番、ピラミッドエリアにも訪問。
こちらにはスィースィー大統領、インティサール夫人どちらも同伴せず、代わりにハーレド・エル=アナーニー(خالد العناني)考古大臣とラニア・エル=マシャート(رانيا المشاط)観光大臣が付き添いました。
エジプトとしては観光促進につなげる狙いがあるのでしょう。


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出典)左の男性がハーレド考古大臣

それにしても、メラニア夫人、カッコいいです。
服の色合いもピラミッドにマッチしています。

画像に含まれている可能性があるもの:1人、立ってる、帽子、屋外
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エジプトは要人訪問の際には厳しい治安措置をとります。
写真を見ると、一般観光客の姿が見えません。
この時間帯にピラミッドエリアに来ていた観光客は、待ちぼうけをくらったことでしょう。


出典)ピラミッドエリアで一行を出迎えた謎の集団。謎。

(10月7日加筆:謎の集団の正体はカイロ国立オペラバレエ団のダンサーたちでした。本拠地カイロオペラハウスで、10月3日~5日(三日連続!)の公演を終えた後なので、疲労のピークにあったことでしょう。余談ですが、カイロ国立バレエ団では多数の日本人バレリーナが活躍しています。筆者もこれまで数回公演を観に行きましたが、どの公演も素晴らしかったです。一部のエジプト人観客のマナーの悪さには閉口しましたが…

(終わりに)
ニュースメモシリーズでは、筆者が関心を持ったエジプト関連のニュースをメモの形で簡単に記事にします。これまで更新したような記事は膨大な時間がかかってしまうので、更新頻度を上げるためにこのような軽い記事も増やしていこうと思います。その分クオリティは落ちますが、お楽しみいただければ幸いです。

以上