2018年10月7日

メラニア・トランプ夫人のエジプト訪問

2018年10月6日、メラニア・トランプ米国大統領夫人が、ファーストレディーとして初の単独外遊の締め括りとしてエジプトのカイロを訪問しました。
エジプトの前にはガーナ、マラウイ、ケニアを訪問しました。


出典

2018年9月10日

小池都知事、エジプトの人気テレビ番組に登場③~小池都知事のアラビア語編~

 本記事は「小池都知事、エジプトの人気テレビ番組に登場①」の続きです。未読の方は①から読まれることをおすすめします。














 本記事では、小池都知事が番組中でアラビア語を話す部分を抜粋し、書き起こし及び和訳を行います。次回の記事で本シリーズは最終回にする予定です。

2018年9月6日

小池都知事、エジプトの人気テレビ番組に登場②

 本記事は「小池都知事、エジプトの人気テレビ番組に登場①」の続きです。未読の方は①から読まれることをおすすめします。



 小池都知事のテレビ出演シリーズ第2弾では、本編4:10~7:16における、ナレーションによる小池都知事の紹介部分を書き起こし、和訳します。

2018年9月4日

小池都知事、エジプトの人気テレビ番組に登場①

 8月30日、エジプトのテレビ番組で小池百合子東京都知事が取り上げられ、ロングインタビューが放送されました。



 本記事では、小池都知事が取り上げられた番組"مصر تستطيع(Egypt Can)"について基礎的な事柄を確認した後、日本を紹介する番組導入部分のアラビア語(エジプト方言)ナレーションの書き起こし及び和訳を行います。(番組の残りの重要な部分についても、近日中に書き起こし&和訳を公開する予定)

2018年6月9日

時事用語―「完全で検証可能かつ不可逆的な非核化(CVID)」

2018年6月12日に予定されている、史上初の米朝首脳会談が間近に迫っています。最大の論点は、言わずもがな北朝鮮の核放棄です。この文脈で最近何度も目に耳にする表現が、「完全で検証可能かつ不可逆的な非核化」(CVID)です。「非核化」の部分は、「核廃棄」など別の表現が代わりに使われることもよくあります。

「トランプ 金正恩」の画像検索結果

関係者の最新の発言を拾うと、例えば、2018年6月7日、マイク・ポンペオ米国国務長官は、ホワイトハウスでのプレスブリーフィングで、以下のように述べました。

"The United States has been clear, time and time again, that complete, verifiable, and irreversible denuclearization of the Korean Peninsula is the only outcome that we will find acceptable. "
(筆者訳)米国は、完全で検証可能かつ不可逆的な朝鮮半島の非核化が私たちが受け入れることができる唯一の結果であると、幾度となく明確にしてきた。

本記事では、この表現をアラビア語でどのように言うのか確認し、語学的な解説を加えた後、この表現について筆者が疑問に思い調べて分かったことや、気づいた点を末尾におまけとして記しておこうと思います。

2018年5月30日

カイロのライブハウス ROOM Art Space & Cafe

本記事では、筆者がよく行くカイロ、ガーデンシティにある ROOM Art Space & Cafe というライブハウスと、実際のライブへの行き方を紹介します。語学の記事ではありません。

2018年5月9日

時事用語―「風雲は過ぎ去り晴れ空となった」(2018年5月9日李克強中国国務院総理)


「ここ数年、両国は風雨を経て曲がり道をたどったが、本日の歓迎式典に参加し、風雲は過ぎ去り晴れ空となった。
(冒頭発言における李総理の発言から抜粋)

2018年4月25日

翻訳「三度の高鳴り」―2010年代エジプト・ポップス最大のヒット曲

2017年10月にリリースされた楽曲「تَلات دَقَّات(三度の高鳴り)」がエジプトを席巻しています。発表から半年経ちますが、その勢いは衰えることを知らず、カイロで暮らしていてこの曲を耳にしない日はありません。


本記事では、本曲の簡単な解説と日本語への翻訳を行います。エジプトのポップスなので、当然100%エジプト方言となります。

2018年3月28日

時事用語―「投票の棄権」に罰金?(2018年3月28日、エジプト大統領選挙関連)

エジプトでは3月26日(月)から、3日間にわたる大統領選挙の投票が始まっていますが、最終日となる28日(水)、興味深い話が浮上しています。

「選管:大統領選の投票棄権者に対し即時罰金」(エジプト紙アル=マスリ・アル=ヨウム、2018年3月28日付)

投票棄権に罰金と国営通信 エジプト大統領選(共同、2018年3月28日付)
「現職のシシ大統領の再選が決定的なエジプト大統領選は27日、2日目の投票日を迎えた。国営の中東通信は、投票を理由なく棄権した場合、500エジプトポンド(約3千円)の罰金規定があるとする司法関係者の話を報道。高投票率で2期目の正統性を得たい現職の意向を反映したのではないかとの指摘が上がっている。」
本記事では、「投票の棄権」をアラビア語でどういうのかを最初に確認しつつ、このニュースを少し詳しく見ていきます。

2018年2月7日

時事用語―2018年版米国「核態勢の見直し」関連用語


مُرَاجَعَة المَوْقِفِ النَّوَوِيِّ
Nuclear Posture Review (NPR)
核態勢の見直し/核態勢の検討


2月2日、米国は、オバマ政権下の2010年以来8年ぶりの4回目となる"Nuclear Posture Review"(「核態勢の見直し」、"مراجعة الموقف النووي")を公表しました。本記事では、各メディアで取り上げられた2018年版NPRの要点を確認しつつ、関係用語をアラビア語でどう言うのかを確認します。本記事は軍事用語に偏っていますので先に断っておきます。

2018年1月25日

エジプト1月25日革命から7年―大統領は何を語ったか

本2018年1月25日は、2011年の「エジプト1月25日革命から7年の節目」及び1952年のエジプト共和国成立以来「66回目の警察記念日」にあたります。本記事では、これに関連する25日付大手政府系新聞アル=アハラームの一面記事を取り上げ、重要なアラビア語表現を拾いつつ内容をまとめていきます。

2018年1月14日

時事用語―"shithole"

【1月13日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が特定の国々を指して使用したとされる「shithole(シットホール=くその穴)」という言葉は、各方面から怒りの声を巻き起こしたのみならず、その翻訳方法をめぐって各国の報道関係者を悩ませた。

2018年1月3日

パレスチナ問題関係の用語・表現③「土地・施設」

この記事では、パレスチナ問題に関係する「土地・施設」の名称をアラビア語(と英語)でどう言うのか確認します。具体的には、ヨルダン川西岸地区、ガザ地区、エルサレム、神殿の丘、アクサー・モスク、岩のドーム、嘆きの壁、聖墳墓教会、フルヴァ・シナゴーグ、分離壁、入植地、検問所を扱います。